綺麗でしょう? 逍遥記念室の天井です。
ここは、早稲田大学内にある演劇博物館の中の、坪内逍遥記念室。
この部屋は、演劇博物館の貴賓室として作られ、逍遥さんも来館時に使用されたようです。
室内の書棚には、シェイクスピアの翻訳に使った洋書や愛蔵品などが展示されています。
そうそう天井の羊だけど、ちゃんと意味があるの。
逍遥さんの干支が羊であることからデザインされたものなんだって。
館内は、撮影禁止のマークが貼られた部屋と、貼られていない部屋とがある。
ということは、撮影禁止マークのない部屋は、撮影可能なのかしらん。
勝手にそう解釈してパチパチやっていて、叱られるのもナンだから、聞いてみました。
そしたら
取りあえず、禁止のマークのある所は絶対ご遠慮いただくとして、展示物はNG、
建物(窓とか壁とか柱とか)はOKと思ってください。逍遥記念室の天井は、
ご希望が多いので“撮影可能”になってます。」
とのこと。お許しを得たところで、再度建物内を徘徊。
なんでまた演劇博物館が早稲田大学内にあるかというと、早稲田大学の教授をしていたから。
演劇博物館は、早稲田大学内にある博物館で、1928年(明治3)10月、坪内逍遥さんが古稀の齢(70)に達したのと、
「シェークスピア全集」全40巻の翻訳が完成したのを記念して作られたのだそうです。
大学内だから、一般の人は入れないのだと、勝手に思い込んでたけれど、今回拝観可能と知り訪れた次第。
早稲田大学って、結構自由になんだ。
ここが入口。左の一段高くなっているのは、張り出し舞台のイメージなんだって。舞台をはさんで反対側にも入口があって、建物は対照の造りになっている。これも劇場をイメージしてるんだね。
館内を歩いてみて、ちょっとガッカリだったのは、床がギシギシ言うこと。
同年代の建物といえば1929(昭和4)年に竣工された建物として旧前田侯爵駒場本邸があるけれど、そっちの方は重厚。堅牢な造りである。どうした違いなのかな。
建物を出ると、にゃんこの気配。
にゃ~って言ってもらったけど、カリカリ持ってない。
何のおもてなしも出来ず…無念。
演劇博物館には、舞台台本とか写真とか貴重な資料が所蔵されていて、閲覧も出来るらしい。
今度は、もう少し早い時間に来てみよう。カリカリも忘れずに持って…。
ちょっと貴重な写真。
もひとつ
芝居のチケットって、お札より一回りデカかったりするよね。
↓
劇場のもぎりで「あら、どこ入れたかしら」とバックの中をひっかきまわすぅ。
↓
開演の時間が迫って、あせるぅ。
なんてこと、芝居を観る人なら、一度は覚えあるんじゃない?
このクリアファイルは、そんなお悩み解決のグッズ。
これならチケットもクシャクシャにならないし、見つけやすいよね。うん、流石 演劇博物館だ!!
…そういえば最近、芝居…みてないなぁ。