Marco 知の鍵

ああ、ビブリア古書堂みたいな場所で一日中 本を読んでいたい。

タイトル た行

挿絵について その2

10月に入手した光文社版『鉄塔の怪人』を熟読。 実際 子供時代には読まなかった少年探偵シリーズも、 今こうして読んでみると、子どもの心に帰れるのが面白い。 物語は、背中にドクロの模様がある巨大カブトムシが町中を のしのし 歩き回るという荒唐無稽な…

江戸川乱歩 著『少年探偵~鉄塔の怪人』

池袋の古本市で、江戸川乱歩の少年探偵シリーズ『鉄塔の怪人』を見つけた。 裸本で、あまり状態はよろしくなかったが、500円だったので購入する。 江戸川乱歩は先日、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』第10話でも取り上げられ、事件の鍵を握る女性が、子供…

『たんぽぽ娘』 ロバート・F・ヤング 著 を読む

ロバート・F・ヤング著『たんぽぽ娘』を読了。 『ジェニーの肖像』を読了した流れで、タイムトラベル物をもう一冊読んでみたくなり手に取った一冊だ。 『たんぽぽ娘』が収録されている本は二冊あり、いずれも絶版本。 入手困難だったので後回しにしていた作…

島木健作の古書

前回、百花文庫で島木健作の『土地』を読んで以来、気になる存在になった作家です。 北海道に生まれた彼は、34歳の時に鎌倉に移転しています。結局彼は、肺結核で42年の生涯を鎌倉の病院で閉じたそうで、お墓も鎌倉の浄智寺にあるのだそうです。 気になる人…

百花文庫で島木健作『土地』を読む

百花文庫にハマってしまい、次に入手したのが、島木健作著 『土地』でした。 島木健作という方は、この本で初めて知りました。何の予備知識もないまま読みはじめ、どっぷりのめり込みました。 至極 読み易く、登場人物に対する表現が端的でわかりやすい。 主…

ちくま日本文学全集 幸田露伴

ずっと幸田露伴の書いたものは“難解なもの”と思ってました。 以前、幸田露伴・文 父娘のドラマを見て、露伴の厳格ぶりに、作品の方もゴリゴリと堅苦しいのではないかと勝手に思っていたんです。 その印象は、半分正しく、半分あてはずれ。 ちくま日本文学全…

早稲田散歩

大塚の病院帰りに、ちょっと足を伸ばして早稲田にいきます。 腰痛・首痛で病院に通っているのに、ちょっとよくなるとブラブラしてしまう あたし。。。 困ったものだと思います。 都電荒川線は、江ノ電と同じで、色々な柄の電車があります。 今日のは、おもい…

つばたさんちのキッチンガーデン

ながらで見ていた番組に釘づけになりました。 今日の料理『つばたさんちのキッチンガーデン』という番組で、 家庭菜園を30年も続けていらっしゃる80代のご夫婦の暮らしぶりが紹介されていました。テレビには、畑の手入れをしている津端さんご夫婦の様子が映…

芥川龍之介 『父』

なんとも切ない短篇です。 【あらすじ】 主人公(作者)が、中学4年の修学旅行の時の話です。 能勢という人を笑わせるのが得意な同級生が、集合場所で、通行人の特徴を捉えて辛らつなあだ名を付けるのに、同級生はウケまくっています。その時、体裁のあがら…

有川 浩 著『図書館戦争』

題 名 : 図書館戦争 シリーズ全6巻 著 者 : 有川 浩 Arikawa Hiro イラスト : 徒花スクモ Adabana Sukumo 初版本 : アスキー・メディアワークス 発 行 : 2006年02月10日~2008年08月09日 底 本 : 角川文庫 読了日 : 2011年11月20日 本を守りたい、あ…

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