Marco 知の鍵

ああ、ビブリア古書堂みたいな場所で一日中 本を読んでいたい。

タイトル あ行

春風亭一之輔 独演会

本日のメインイベントは、落語会 ≪いちのすけの嵐≫ 一緒に観たのは、先日『鳥取 珍魚祭』に集った面々。 結論からいいます。 すごく良かった! もうもう、大爆笑!! すっかり落語のとりこになった!!! 実は、生の落語を聞くのは初めてだ。 古今亭志ん朝さ…

『嵐のなか』 著:島木健作

この本は、1949 ( 昭和24 ) 年、島木健作の死後 刊行されたものである。 『嵐のなか』が単行本になったのは《この全集が最初》と聞いて探していた。 カバーもちぎれ、中もシミだらけだが、読むのになんら問題はない。 かえって当時のことが想像できる気がし…

雨の日文庫

朝からお弁当を作って、、、 鎌倉に出かけようと思ったら、、、、 注文しておいた本が届きました。 だから今日は、読書の日にしよ。 雨の日文庫。 第一集、全25冊の内、18冊。 欠品があっても仕方がない。だって昭和33年の本だもの。 凄い! 挿絵が佐藤忠良…

芥川龍之介 縁の地 大川端

せっかく両国まで歩いて来たんだもの、 芥川龍之介さんに縁のある場所に足を伸ばしてみようと思います。 両国の橋のたもと 以前、芥川龍之介の『ひょっとこ』『老年』『大川の水』を読んだ時、 大川 (隅田川) と百本杭に興味を持ち、一度キッチリ歩いてみた…

志賀直哉 『雨蛙』

『雨蛙』は、大正13年1月、志賀直哉が41歳の時に書いたもので、翌年4月改造社より短編集『雨蛙』として出版されました。 この12年後やっと『暗夜行路』が完結したんですが、『創作余談』によれば、当初この作品は『暗夜行路』を書きあげたら書こうと思ってい…

志賀直哉 『暗夜行路』

暗夜行路 ( 前篇 ) 、途中でちっと停滞したけれど、おおむね良好に読了しました。( ワタシが読んだ ) 筑摩現代文学大系20 には、前編しか入っておらず、後編読むなら、もう一冊買わないとならない。買っちゃう? これ ↓ (ヤフオクで、1000円~40000円) 後編を…

志賀直哉 『或る朝』

祖父の三回忌の法事のある前日、信太郎は寝床で小説を読んでいると、並んで寝ている祖母が、「明日坊さんのおいでなさるのは八時半ですぞ」と云った。 「わかってます」と云った信太郎だったが、ランプを消したのは一時を過ぎていた。翌朝、信太郎は祖母の声…

映画 『 アイリス 』

週末に見たアイリスという映画、心に沁みました。イギリスの女性作家アイリス・マードックを主人公に、アイリスの夫ジョン・ベイリーが書いた回想録『Elegy for Iris』を原作としている夫婦の40年を描いたドラマです。 晩年の妻がアルツハイマーを発症してし…

沈下橋~遅咲きのヒマワリ

沈下橋って、ご存知ですか? 去年、ドラマの『遅咲きのヒマワリ』を見るまで、私は知りませんでした。 四万十川に架かる岩間沈下橋撮影年月日:2009/5/3原典:投稿者自身による作品作者:四万十人 『遅咲きのヒマワリ』は男女7人の青春群像劇。 このドラマに…

芥川龍之介 『大川の水』

まるで老齢作家の懐古作品のようにも思えますが、このエッセーを書いた時、彼はまだ、文壇にデビューする前の若者でした。 (※ 大正三年(1914年)4月1日発行の雑誌『心の花』第十八巻第四号に「柳川隆之介」の署名で掲載されたが、本文末に(一九一二、一、)と…

『悼む人』 天童荒太

題 名 : 悼む人 著 者 : 天童荒太 発 行 : 文芸春秋 発行日 : 2008-11-30 読了日 : 2009-03-01 聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。 善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。第140回直木賞受賞作 もうり 君の薦めで読んでみたけど、オレは…

『王妃の離婚』 佐藤賢一

題 名 :王妃の離婚著 者 :佐藤賢一発 行 :集英社発行日 :2002年05月25日読了日 :2009年02月10日 離婚を強いられる王妃を果たして救えるのか。第121回直木賞受賞作 もうり また、どうしてフランス時代小説? まるこ 本屋さんの棚から呼ばれたって感じか…

映画 『あなたのために』

映画『あなたのために』 Where The Heat Is 2000年作 ストーリー展開“甘すぎる”と言ってしまえば、それまでだけど のんびりアメリカ-田舎町の暮らしぶりを楽しむには実によい。 難しく考えないで観たらよいと思える1本です。 ★★★☆☆ ≪ STORY ≫ 『あなたのた…

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