とうとう。 買ってしまいました。 『最後から二番目の恋』の DVD 迷った結果、ブルーレイではなくDVDにしました。 キャプチャーが、出来るから。 DVDでは出来る画像キャプチャーが、ブルーレイだと出来ないの、ご存知ですか? 個人の楽しみをなんだもかんで…
図書館の入口にある多数のチラシの中から、ひときわ目をひく1枚。 なんて、強い顔の女性なんだろう。 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ ちらしに書かれていた3行に、ノックアウトされました。 「詩は、よくわからない」と、ずっと思って来たけど…
OHTA-SAN のライブについてお話ししたいと、 当日の曲目を書き出そうとしたら、ひとつも思い出せない。 Misty はやらなかった。 Whisper Not はどうだったかしら。 星のかなたに… Song Foe Anna は? そうそう、Fools Rush In ( 原題-愛さずにはいられない )…
OHTA-SANさんのライブに行ってきました。ウクレレの神様オータさん。 本名は、Herbert Ichiro Ohta ですが、ハワイでは尊敬をこめて『 OHTA-SAN 』 と呼ばれています。 ハワイは勿論、日本のウクレレファンなら誰でもわかる大巨匠。日系二世ハーフ (一世と二…
古書を買うようになり気づいたことがあります。 古い本は軽い! 本当なんですから。 間違えてダブってしまった2冊 左が昭和18年発行、右が昭和13年発行のもの。 感覚的に《軽い》と思っていたけれど、比べてみて驚愕。 50gも違うんですもの。
本日のメインイベントは、落語会 ≪いちのすけの嵐≫ 一緒に観たのは、先日『鳥取 珍魚祭』に集った面々。 結論からいいます。 すごく良かった! もうもう、大爆笑!! すっかり落語のとりこになった!!! 実は、生の落語を聞くのは初めてだ。 古今亭志ん朝さ…
【あらすじ というかダイジェスト】 母が少年を連れて帰ったお祖父さんとお祖母さんの家は、大きな川のほとりにあった。 母屋から桃畑を隔てた川土手の離れ屋で、少年と母との暮らしが始まった。 夜になると川の流れの音が、少年の耳を洗うように聞こえてく…
谷崎潤一郎の『青春物語』というエッセーを読みはじめた。 去年、池袋の古本市で手に取り、貴重な写真が沢山掲載されていたので購入したものだった。 読み始めて半分で止めた。 理由は、気分が悪くなったから。 本人は肩のこらない笑い話として皆が知ってる…
この本は、1949 ( 昭和24 ) 年、島木健作の死後 刊行されたものである。 『嵐のなか』が単行本になったのは《この全集が最初》と聞いて探していた。 カバーもちぎれ、中もシミだらけだが、読むのになんら問題はない。 かえって当時のことが想像できる気がし…
偕成社文庫『ネズナイカの冒険』が手に入った。 以前、入手した雨の日文庫『十六人の小人の冒険』の完全版である。 雨の日文庫を読んだ時「終わり方が突然でおかしいな」と思ったが、やはり尻切れトンボだった ことや、気球に乗る前にも話があって、雨の日文…
10月に入手した光文社版『鉄塔の怪人』を熟読。 実際 子供時代には読まなかった少年探偵シリーズも、 今こうして読んでみると、子どもの心に帰れるのが面白い。 物語は、背中にドクロの模様がある巨大カブトムシが町中を のしのし 歩き回るという荒唐無稽な…
池袋の古本市で、江戸川乱歩の少年探偵シリーズ『鉄塔の怪人』を見つけた。 裸本で、あまり状態はよろしくなかったが、500円だったので購入する。 江戸川乱歩は先日、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』第10話でも取り上げられ、事件の鍵を握る女性が、子供…
大衆小説の古本には挿絵が施されているものが多くある。 大佛次郎 著『帰郷』もしかり。 garadanikki.hatenablog.com 装畫は佐藤 敬 氏、挿絵は中西利雄 氏の手によるもの。 両氏は、彫刻家-佐藤忠良さんも会員でいらした 新制作協会 を、猪熊弦一郎らと共に…
11月下旬、池袋で開催されていた 古本市 で買いました。 書棚でひときわ目立っていたのは、斬新な装幀のせいで、 西洋と東洋が混ざり合った色合いにグッと惹かれて手に取った。 どんな物語なのか、ページを繰るのが楽しみになるような装幀だったから。 ( ※ …
綺麗な絨毯。 敷き詰められた落ち葉の形を見ると、モミジではなさそう。 欅かな? ここは『まんだら堂 やぐら群跡』という所です。 祇園山ハイキングコースから、まっすぐ帰ればいいものを、まだ、ほっつき歩いてます。 テクテクテクテク。 小坪のトンネル上…
比企谷の妙本寺に参拝に伺いました。 ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』第2話で、志田 ( 高橋克実 ) が本を盗まれる、あの階段のロケ地。 3月に来た時も、お話、、、 えっ、話してなかったでしたっけ? ああ、ホントだ。 3月5日 [大忙しの一日]には、確…
ロバート・F・ヤング著『たんぽぽ娘』を読了。 『ジェニーの肖像』を読了した流れで、タイムトラベル物をもう一冊読んでみたくなり手に取った一冊だ。 『たんぽぽ娘』が収録されている本は二冊あり、いずれも絶版本。 入手困難だったので後回しにしていた作…
『ジェニイの肖像』ロバート・ネイサン著 山室静香訳 を読了。 鎌倉書房が昭和25年刊行されたもので、初めての邦訳だったようで、大分傷んだ本。 10月下旬、池袋で開催されていた古本市で見つけたもので、昔、舞台『ジェニーの肖像』を観ていたので購入しま…
雨の日文庫 (第一集 七) 『しじゅうから日記』を読みます。 雨の日でもないのに (;'∀') ←しばらくは雨の日文庫を読む度にこう言うかも w 物語の主人公は、ジーニカというメスの しじゅうから です。 親離れをしたばかりの何も知らない しじゅうから が色々な…
『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロさんが書かれた小説です。 イシグロさんは、1989年発表の『日の名残り』でイギリス文学の最高峰ブッカー賞を受賞しました。 実は『日の名残り』の作者が、日系人だと知らずに映画を見ていたんです。 原作者が生粋の…
先日購入した雨の日文庫を読み始めました。 雨の日文庫か、ググッと来るネーミング。 雨の日は、たのしく読書しようというイメージなのかな。 今日は晴天だけど…読む。 【雨の日文庫について】 このシリーズは、昭和33年に麥書房 ( 現むぎ書房 ) から発行さ…
朝からお弁当を作って、、、 鎌倉に出かけようと思ったら、、、、 注文しておいた本が届きました。 だから今日は、読書の日にしよ。 雨の日文庫。 第一集、全25冊の内、18冊。 欠品があっても仕方がない。だって昭和33年の本だもの。 凄い! 挿絵が佐藤忠良…
何やら興味をそそる光景。 危険な予感。 参った。古本市をやっている。 池袋には、これから数日、仕事で通うことになるのだが、よりによってその期間中 古本市が開催されるらしい。 誘惑に負けず、キチンと仕事場にたどりつけるかが問題です。
隅田川沿いを散歩しているうちに、もう少し足を伸ばして柳橋に行きたくなりました。 柳橋というと、昔から新橋、赤坂と並ぶ三大花街のひとつです。 芸者さんもそれぞれの地の利で特徴があるらしく。 その辺りのことを詳しく研究され、詳しく解説されているサ…
せっかく両国まで歩いて来たんだもの、 芥川龍之介さんに縁のある場所に足を伸ばしてみようと思います。 両国の橋のたもと 以前、芥川龍之介の『ひょっとこ』『老年』『大川の水』を読んだ時、 大川 (隅田川) と百本杭に興味を持ち、一度キッチリ歩いてみた…
ちょっと時間があったので、蛎殻町を歩いてみます。 古い家屋は今でも現役。 大切に住まわれているのがわかる。 この辺りは、昔ながらの地名が残っています。 昭和37年に制定された住居表示に関する法律によって、 どんどん町名が統合され〇〇何丁目何番地と…
島木健作著『獄』を読了。名著でした。考えさせられました。収録されているのは「癩(らい)」「苦悶」「転落」「盲目」「医者」という5篇で、いずれも獄中での思想犯の話。癩……思想犯として投獄された太田は、刑務所で結核を発症し隔離監房に移される。 そこ…
前回、百花文庫で島木健作の『土地』を読んで以来、気になる存在になった作家です。 北海道に生まれた彼は、34歳の時に鎌倉に移転しています。結局彼は、肺結核で42年の生涯を鎌倉の病院で閉じたそうで、お墓も鎌倉の浄智寺にあるのだそうです。 気になる人…
百花文庫にハマってしまい、次に入手したのが、島木健作著 『土地』でした。 島木健作という方は、この本で初めて知りました。何の予備知識もないまま読みはじめ、どっぷりのめり込みました。 至極 読み易く、登場人物に対する表現が端的でわかりやすい。 主…
百花文庫で、志賀直哉著 『早春の旅 他二篇』を読了。 この本に収められている三つの短編は、お子さんたちとの様子を書いたものです。 直哉さんには、義理のお母さんが産んだ年の離れた兄弟たちがいます。 その兄弟のことや、祖母、実母、義母のことを、彼は…