Marco 知の鍵

ああ、ビブリア古書堂みたいな場所で一日中 本を読んでいたい。

タイトル さ行

最後から二番目の恋 の DVD

とうとう。 買ってしまいました。 『最後から二番目の恋』の DVD 迷った結果、ブルーレイではなくDVDにしました。 キャプチャーが、出来るから。 DVDでは出来る画像キャプチャーが、ブルーレイだと出来ないの、ご存知ですか? 個人の楽しみをなんだもかんで…

『少年と蛇』 著:田宮虎彦

【あらすじ というかダイジェスト】 母が少年を連れて帰ったお祖父さんとお祖母さんの家は、大きな川のほとりにあった。 母屋から桃畑を隔てた川土手の離れ屋で、少年と母との暮らしが始まった。 夜になると川の流れの音が、少年の耳を洗うように聞こえてく…

エッセーを書くということ

谷崎潤一郎の『青春物語』というエッセーを読みはじめた。 去年、池袋の古本市で手に取り、貴重な写真が沢山掲載されていたので購入したものだった。 読み始めて半分で止めた。 理由は、気分が悪くなったから。 本人は肩のこらない笑い話として皆が知ってる…

『ジェニイの肖像』 ~訳 山室静

『ジェニイの肖像』ロバート・ネイサン著 山室静香訳 を読了。 鎌倉書房が昭和25年刊行されたもので、初めての邦訳だったようで、大分傷んだ本。 10月下旬、池袋で開催されていた古本市で見つけたもので、昔、舞台『ジェニーの肖像』を観ていたので購入しま…

雨の日文庫 『しじゅうから日記』  著:ビアンキ

雨の日文庫 (第一集 七) 『しじゅうから日記』を読みます。 雨の日でもないのに (;'∀') ←しばらくは雨の日文庫を読む度にこう言うかも w 物語の主人公は、ジーニカというメスの しじゅうから です。 親離れをしたばかりの何も知らない しじゅうから が色々な…

雨の日文庫 『十六人の小人の冒険』 ノーソフ著

先日購入した雨の日文庫を読み始めました。 雨の日文庫か、ググッと来るネーミング。 雨の日は、たのしく読書しようというイメージなのかな。 今日は晴天だけど…読む。 【雨の日文庫について】 このシリーズは、昭和33年に麥書房 ( 現むぎ書房 ) から発行さ…

志賀直哉 『早春の旅』 『ジイドと水戸黄門』 『池の縁』

百花文庫で、志賀直哉著 『早春の旅 他二篇』を読了。 この本に収められている三つの短編は、お子さんたちとの様子を書いたものです。 直哉さんには、義理のお母さんが産んだ年の離れた兄弟たちがいます。 その兄弟のことや、祖母、実母、義母のことを、彼は…

百花文庫について

創元社発行の百花文庫 という素敵な本に出合いました。手に入ったのは、志賀直哉著『早春の旅 他二篇』 状態は、なかなかのもの。 現在の文庫本と違って、凄く薄くて良い紙を使ってる。 でも薄すぎて裏面の字が写ってる。 文庫というより、小冊子という感じ…

映画 『それから』

小説「それから」に続き、森田芳光監督映画『それから』を見ました。 主人公の代助を演じるのは、今は亡き松田優作さん。亡くなられて2426年も経つんだわね。この映画で主人公の長井代助を演じたのは彼が、35歳、役者としても輝いていた時期だった。 最初、…

漱石全集で、「それから」 を読む

夏目漱石の「それから」を、38年ぶりに読みました。 高校時代に読んだ時は、「親のすねをかじっている男が、親友の奥さんを好きになり、親からも親友からも絶縁される」という筋のどこが面白いのか、登場人物の誰にも思いを寄せられず、さっぱりだった。 再…

森拓治 舞台出演作『白い夜の宴』

ウクレレ演奏家の森拓治先生が、その昔、民藝の舞台に出演したというお話を聞きました。 どのくらい昔の話かというと、1967年ですって。 45年も前の話です。 先生が懐かしそうに、その頃の話をされていた…と、MOURIから聞きました。 出演のきっかけは、民藝…

最後から二番目の恋 再放送

『最後から二番目の恋』のスペシャルが、11月2日に放送されるとのことです。 そして。 それに因んで本編の第一話が本日から放送されるそうです。 (/・ω・)/(/・ω・)/ 第一話で千明(小泉今日子)が鎌倉の物件を訪れ、にゃんこをなでなでしているシーンがあり…

芥川龍之介 『酒蟲』

【あらすじ】 大酒飲みだが、酔うことのない大富豪 劉大成のもとに、近頃評判になっている蛮僧がやってくる。 蛮僧は医療も加えれば、房術も施すと噂になっている男で、劉が酒虫による奇病に罹っていると言う。 酒を飲んでも酔わないのは、腹の中に酒虫がい…

芥川龍之介 『虱』

【あらすじ】 長州征伐に向う船上での話。 虱に悩まされる武士たちだが、森という武士が、虱を集めて “ 飼う ” と言い出す。 虱が体にたかっていれば、痒いから掻く、掻くから温まる、温まるから眠くなる、眠くなれば痒いのも気にならない、というのだ。 そ…

芥川龍之介『青年と死と』

いかにも芥川龍之介が好きそうな題材。この作品の元となったのは「龍樹菩薩伝」で、龍樹は、大乗仏教中観派の祖で八宗の祖師と称される人。真言宗では、真言八祖の1人であり、浄土真宗の七高僧の第一祖とされているそうです。その龍樹の俗伝の中に、以下のエ…

渋谷の記憶

図書館で閲覧席が満席な時には、雑誌コーナーの長椅子で待つのが日課になっている。 そんな時必ず閲覧するのが『渋谷の記憶』という写真集。 時間つぶしにパラパラやるのに丁度いい。 ところが最近、この写真集が見当たらない。 司書の方に聞いたら、とうに…

NHKドラマ 『 白洲次郎 』

ドラマ「白洲次郎」第1話を見ました。 主演のふたりが、ナイスキャスティングだと思いました。 次郎と正子が英語で口論するシーンがキチンと 英語VS米語 の対比になっていて興味深かったです。 白洲次郎 ( QueensEnglish ) をやる俳優が、PresidentEnglis…

当ブログは、メインブログから《書籍・映像・音楽》関連を抜粋しています。
全てのコンテンツは、こちら →GARADANIKKI にございます❤