大塚の病院帰りに、ちょっと足を伸ばして早稲田にいきます。
腰痛・首痛で病院に通っているのに、ちょっとよくなるとブラブラしてしまう あたし。。。
困ったものだと思います。
今日のは、おもいきりレトロだわ。
車内のシートは、国会の椅子を思わせる金華山織りのビロード張り。
うっそで~す、ホントは生地に模様がプリントされてるだけの、うすい布でした。
気になるお店。
「海産物、辻定」と書いてある。
この乾物屋さん、随分歴史がありそうだわ。
そうそう、こぶ茶が切れてたので買って帰ろう。
ご店主にお願いして、
ショーウインドウの写真を撮らせてもらいました。
年季の入った棚。磨き上げられて輝いている。店中ほこりひとつない。乾物を扱うお店の掃除は大変だと聞いたことがあるけど、本当に素晴らしい。
乾物屋さんに来ると『高円寺純情商店街』の一コマを思い出します。
作者 ( ねじめ正一 ) の実家、江州屋乾物店を中心とした商店街の話なんですが、
物語の中に近所が火事になる場面がありました。
商店街の人たちが必死に消火活動をするんですが、江州屋乾物店の店主は青くなる。
類焼を恐れてではなく、店が水びたしになることへの恐怖だった。
消防士は、まだ焼けてない家にまで水をかけ、万が一火が燃え移ってもそれ以上燃え広がらないようにするんだそうです。しかし、そんなことされたら乾物は全部駄目になる。
乾物屋さんは、そんなデリケートな商品を扱ってるんだと、考えさせられたシーンでした。
マーガレットだろうか、デージーだろうか。。。
して、これは 草 なの? それとも 木 ?
花の下を見てみると、茎というよりも木質化した幹になっていました。
辻定商店で買ったもの |