以前、入手した雨の日文庫『十六人の小人の冒険』の完全版である。
雨の日文庫を読んだ時「終わり方が突然でおかしいな」と思ったが、やはり尻切れトンボだった
ことや、気球に乗る前にも話があって、雨の日文庫は原作をかいつまんでいたのだとわかった。
挿絵は同じ、アレクセイ=ミハイロビッチ=ラープチェフという方がお描きになったもの。
※ 表紙は、カラーで描かれてます。
本文には、同じ挿絵がある。
なんとこれは、、、裏焼ではないか。
雨の日文庫は、挿絵画家 ( ラープチェフさん ) の名前も割愛しているし、
原画が裏焼きだったり、切り張りして使っていたりと結構乱暴なことをしている。
比べてみなければわからないことだったが、随分な話だ。