OHTA-SAN のライブについてお話ししたいと、
当日の曲目を書き出そうとしたら、ひとつも思い出せない。
Misty はやらなかった。
Whisper Not はどうだったかしら。
星のかなたに… Song Foe Anna は?
そうそう、Fools Rush In ( 原題-愛さずにはいられない ) これはやった。
Doris Day が歌う、 Fools Rush In も大好きですが、
OHTA-SAN の Fools Rush In は、ハワイの波の音ともマッチして、私の子守唄です。
いつ聞いても気持がほぐれる、大好きに曲なので。
とても楽しめたライブなので、曲目が あやふやなのは、
終始、OHTA-SAN の音色に聞き惚れてしまったからだと思います。
曲目はあきらめて、写真で楽しむことにしようかな。
OHTA-SAN がハワイの曲を3曲弾いて、Nando さんを呼ぶ。
Nando Suan ( ナンドー・スワン ) さんは、OHTA-SAN の幼馴染で同い年。
彼は、すぐにプロになったOHTA-SAN と違い、米軍基地で電気関係の仕事に従事していたようです。
「この人、ぼくなんかと違って、ずっと基地で仕事してたの。
だから恩給もらってるのよ。うらやましいね」と OHTA-SAN
OHTA-SAN のこの笑顔。
Nando さんが出て来て、ホッとしてるみたいです。
OHTA-SAN にとって、Nando さんは、自分の音楽を一番よくわかってくれる、
最高の音楽パートナーなのではないかと思います。
「アロハ・ホノルルやるよ」「えっ? やるのかい?」「やるってば」
みたいなこと言っているんだと思う。
アップテンポな明るい曲が続くと、会場にも手拍子が起こる。
「学校にきてるみたい。なんて静かなの?」と言っていたOHTA-SAN もニッコリ。
「こういうの、みんな好きなのね、やっと元気になったね」ですって。
仕方がないのよ、みんな、OHTA-SAN の手元をじっと見ているのだから。
貴方はウクレレの神様です。
でもねOHTA-SAN、みんな静かだけど最初から凄く楽しんでるんですよ。
ゲストの登場
The Coconut Cups さん
『Ble Hawai'i』を熱唱。
なんだろう、この人たちのハーモニー。
多分、私なんかと同い年か少しお姉さんだろうと思います。
6人女性グループなのに、低音が凄い。
キーキーした子どもや娘っこの声ばかり聞いている昨今、この人たちの声はズシンと響いて心地良い。
恐るべし熟女の歌声。
『Ku’u One Hanau(ふるさと)〜Aloha ‘Oe』もなかなかでした。
日本の童謡「ふるさと」と、ハワイの「アロハ・オエ」を合わせて歌う部分は、
不協和音一歩手前のハーモニーなのに、それが良いのです。
リーダーなのかしら、左から2人目の女性の喋り口は、物腰柔らかくて素敵です。
寝てるように動かないOHTA-SAN に、彼女が優しく「おおたさん」と呼びかけます。
それが、なんだか「おじいちゃん」という感じに聞こえてしまいました www
当のOHTA-SAN 苦笑
The Coconut Cups の皆さん、気持の好いステージでした。
後半は、OHTA-SAN と Nando さんとでジャズと懐かしい映画音楽が続く。
老獪な響きに万歳。
今回のOHTA-SAN のライブは、過去4回の中で、一番好きです。
神様に対して偉そうですが、凄くいい演奏でした。
腰、痛いって言ってたのに、OHTA-SAN 大丈夫かしら。
The Coconut Cups さんたちも呼んで…
盛大な中に、2014 JAPAN tour は幕を下ろしました。
最後に面白い状況になりましたの。
Nando さんが「お~い」と呼んでます。
The Coconut Cups さんも、エールおくってるけれど、、、
当のOHTA-SAN はステージに残ったままで、機材のお片づけを始めちゃいました。
カメラマンなら撮りたいハズ、そんなところ
神様が “お片付け” してるんだもの。
お客さんだって、帰れません。
3分後。
コードを巻き終えステージを後にするOHTA-SAN に、声援をおくるお客様でした。
後記 |
The Coconut Cups の、あのリーダー、調べてビックリしました。
原 順子さん。
サーカスの、あの原さんでした。